20180501

久しぶりに「きものdeおでかけ」の呼びかけで4名の参加者と共に

あいにくの雨の中、笠島の「海辺のキッチン倶楽部もく」と、最近リニューアルを行った「柏崎市立博物館」に行って来ました。

 6名という人数と走行距離も短かったので私の車とお客様に一台お願いして、お昼ちょっと前に最初の目的地「海辺のキッチン倶楽部もく」に到着するよう出発。

 「海辺のキッチン倶楽部 もく」のオーナー、黒崎朝子さんは、以前から“わのわ”のお客様で、“もく”(略させて頂きます)をオープンさせたことも存じておりました。前に黒崎さんが来店して下さった時に、黒崎家の所有の蔵を改装して“もく”をオープンさせたと聞いておりました。その時に黒崎さんが「笠島の田舎料理を出す店なんです。」と一言。私はその言葉を鵜呑みにして、田舎料理か・・・。私は隣り駅の鯨波の人間、距離にして4~5キロ位。わざわざ食べに行くことも無いかなァと思い、“もく”の噂はいろいろ耳に入って来ていたのですが、さほど関心もなく(黒崎さんには申し訳ないのですが)聞き流すだけのことでした。

 そんな思いで到着した“もく”。お店は笠島駅から数十メートの距離のメインストリートに面しております。中はこじんまりとしていて、8人くらいで満席の感じです。今日は無理を言って6名で貸切にして頂きました。店内は人の手をあまり借りずご主人と二人で改装したということで、手作り感が至るところに出ていて何となく懐かしい雰囲気がありました。もともとの蔵は2階があったのですが一部をロフト風に残し、私たちの座る座席の上は屋根裏まで見える高さがあり、解放感あふれる作りになっています。

 一息つくと黒崎さんの「料理を出させて頂きます。」の掛け声で、本日仕事がお休みのご主人とでテーブルの上に料理が並べられて行きます。見た目の感想は、やっぱり田舎料理だと思いました。料理はご飯・みそ汁を入れて7~8品。料理の評価は評論家ではないので申しませんが、個人的には大変おいしかったです。黒崎さんは自分のアレンジの味ではなく、食べ継がれて来た地元の味を求めて、諸先輩にところに足を何度も運んだのだそうです。

その努力は、ひとつひとつの料理に込められていると思いました。そしてたった数キロの離れただけなのに、こんなに料理が違うことにも驚かされました。自分の思い込みだけで近くにある良いところを見逃していたのです。良いか良くないかは自分の足で出掛けてみることです。近ければ行って見て納得できます。是非皆さんも「海辺のキッチン倶楽部 もく」、お出掛けになってみて下さい。
 
 お腹を膨らませて、リニューアルしたばかりの「柏崎市立博物館」へ。2時からのプラネタリウムの鑑賞からスタートです。リクライニングする椅子の心地良さに、星の観察よりも眠気が勝り、夢心地になってしまいました。

 博物館も何十年ぶりかの入館です。子供を連れて来た記憶だけで館内の記憶はゼロです。ここは「きものdeおでかけ」なのにお昼を食べて解散では味気ないと思い何となくプラスした場所で、昔の博物館を思い期待は余りしておりませんでした。でもせっかくなので、事前に博物館館内の案内をお願いしたところ、団体でもないのに館内説明時間1時間ということで快く受けて頂きました。

 終わってみたら館内説明に2時間近くも費やしていました。皆さん、これは何を意味するのでしょうか?久しぶりの博物館、時間を忘れるくらい楽しかったのです。やっぱり地元の博物館、少しでも柏崎に住んだことのある方なら、行ってみて下さい。懐かしいことがいっぱい詰まっています。

そして新しい歴史の発見もあるかもしれません。近くです。行って見ても損は無いと思います。新しい発見をしてみて下さい。そしてお勧めの所があったら教えて下さい。ご連絡お待ちしております。みんなで「きものdeおでかけ」してみませんか?

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