20180201

「あけまして おめでとうございます」とは申しましても、今は師走の29日の午前です。

一月は本当に大変な日々が続きました。皆様にお越し下さいとも言えず、ただ店でお待ちするだけでした。今にも落ちて来そうな灰色の空に向かって恨み辛みを言っても、かえって自分が惨めになります。冬はやっぱり好きになれません。あと少し我慢すれば春が来ます。皆さん、あと少しですよ。

ちょっと愚痴ってしまいました。

 ここ数年、正月明けに東京に行っております。京都の製造元や問屋が日本橋の某ビルで初売りを行うので京都まで行かずに東京で多くのお店の商品を一度に見られるので恒例になって来ました。それと今年は、日本橋三越の“日本の職人 匠の技展”を見たかったり、横浜に住んでいる娘がやっと卒業を迎える予定となりましたので、娘の所から近い鎌倉に行きたく、ちょっと長めの正月休みを東京・横浜で過ごしてきました。

 毎年小千谷縮中心に展示販売会を行う日本橋の“ブリッジにいがた”の裏にいつも行列のできるお店があります。そのお店は、風向きによっては“ブリッジにいがた”の前までゴマ油で揚げた天ぷらの臭いを漂わせてくる天丼の“金子半之助”です。“ブリッジにいがた”に出展中は、時間に余裕がなく行けないのですが、今回、初チャレンジをして参りました。

 この日の東京は今にも雨が降りそうな曇り空、柏崎ほどではありませんが東京も冬、寒かったです。
そんな中、並ぶこと二時間半 身も心も冷えきってやっと一階のカウンター席に着くことが出来ました。そして待ちに待った金子半之助の天丼が右の写真です。待たされて、腹も空いていたのですが、心底旨かったです。高級天ぷら店に行けば、これ以上の天ぷらは食べられると思いますが、お値段はこのボリュームで


なんと950円。これは並ぶ価値はあります。
皆様も東京日本橋にお出かけの際は、是非お立ち寄りください。お勧めです。

 帰る日が、1月8日の成人式の日でした。朝テレビから耳に入って来たのがご存知の式典に着る振袖が無いという出来事です。テレビを見ると、店舗の前や着付け会場となっているホテルの前で途方に暮れている母と娘や友達同士が映っていました。内容につきましては、日々マスコミが流していますので割愛させて頂きます。

 帰りは私鉄から横浜でJRに乗り換えるのですが、時間的に昼頃でしたので駅の構内には振り袖姿の成人が多く見られました。そんな一生に一度の大人への第一歩を踏み出す記念すべき晴れの日を、台無しにした“はれのひ”という業者の犯した行為は、許しがたいことです。

 新しい年を迎えて、もっともっと多くの方にきものを着る楽しみの輪を広げて行こうと誓ったばかりなのに、こんなことが起きてしまったことが残念でたまりません。

 新年早々から、ひとり言が愚痴で始まり愚痴で終わってしまい申し訳御座いません。

Comments are closed.