20201001

シルバーウィークは如何お過ごしでしたか?

コロナ禍の中、国のGo Toトラベルキャンペーンや地方自治体のいろんな割引、商業施設・宿泊施設・レジャー施設などの多種多様なサービスが繰り広げられた中でのシルバーウィークでした。

 ゴールデンウィーク・夏休みと耐えてきた自粛。海外への自粛は続いていますが、この連休、若者・小さい子供を持つ家族が中心に近間や遠出の旅行を楽しんだようです。テレビで駅や空港そして多くの観光スポットの混雑ぶりや久しぶりに目にした高速道路の渋滞。コロナ禍前の連休では当たり前の光景でした。いろんな考えがあるとは思いますが、コロナ禍でゴールデンウィークやお盆の連休に映し出された人のいない閑散とした画面を見、経済活動が止まってしまっている事を実感させられました。100%戻ったとは言い難いですが、動きのある画は経済が動いているんだなァーと実感できます。

 と言っている私。

シルバーウィークは一応、店を開けて皆様をお待ち致しておりました。連休最後の22日火曜日と次の23日水曜日はわのわの定休日。そこで皆様があまり目の触れることがない店の奥の整理をしました。十年間は保存しなければならない帳簿類など期限が過ぎたものが整理されずに残っておりましたので、この機会に奥のもの全てを断捨離と思い、2日間行ったのですが、意に反しスッキリするまでには至りませんでした。いつものことですが、この本はいつか読み返そう、この資料はいつか役に立つかもしれない、これはいつか使うことが有るだろうなどと思い、残していると必ず数年後に同じことをまた繰り返すのです。分かっているのです。今回は思い切って捨てると覚悟をしていたのですが少し物の位置が変わっただけで思った半分も出来ませんでした。

 写真を片づけながら思ったのですが、これを捨てたら私の生きた証が無くなってしまうのではないかと、この店も無くなれば、ここで生きた痕跡も無くなる。国・県・市といった機関や大きい会社・代々続く店なら存続する限り自分の生きた痕跡は残ります。後継者のいない私は、店を閉めると同時に無くなります。この写真はその証拠になるのではないかとふと思ったのです。そう思ったら捨てられませんでした。心の片隅に生きた痕跡を残したいと思う気持ちがあります。年を取ったせいなのでしょうか?病気をしたせいなのでしょうか?と言うことでまたまた断捨離は失敗に終わりました。

 いままで自分の生きてきた証などどうでもよいと思っていました。大きな実績を残したわけでもなく、何かを成し遂げということでもなく、何も残すものも無いのですが、何か証を残したいなと思っている今日この頃です。おかしいですかね? 私・・・。

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