20190201

今年は昨年に比べまして荒れる日の少ない年明けとなりました。

元旦にいつも行く、長岡の高龍神社も足元良く参拝が出来ました。昨年の暮れに恒例の今年の漢字「災」が発表されました。北海道・大阪・島根での地震、西日本豪雨、大型台風到来、記録的猛暑など、日本各地で起きた大規模な自然「災」害により、多くの人が被「 災 」。自助共助による防「災」・減「災」意識も高まったという事で選ばれたみたいですが、世相を反映しているとは思いますが個人的には好まない一字でした。

 高龍神社では毎年初詣の時に神社総代が今年の漢字一文字を発表します。今年は「信」の一文字でした。辞書を引いてみると、① あざむかないこと。いつわらないこと。忠実なこと。まこと。儒教では五常の一つとされる。 ② 疑わないこと。信頼すること。信用。などと書かれています。今まではあまり気にせず参拝から少し日時が過ぎると忘れてしまうことがほとんどでした。

 今年はもう一つ久しぶりに柏崎市・柏崎商工会議所主催の賀詞交換会に出席した際に、商工会議所会頭がある会で発表したという漢字一文字の「継」がとても気になり、この二つの漢字を1月が終わろうとしている今日も覚えております。

 4月に新しい元号が発表され5月には平成の30年間も終り、新しい元号がスタートします。時代の進化の速度が速い今、考え方やものの捉え方が一人一人全て違うと言っても過言ではない今の時をどのように過ごしたらよいか ちょっとだけ考えてしまいます。そんな時になぜか「信」と「継」の漢字がよぎります。

 今年は、何となく“わのわ”も変わる年かなァ~と思っております。具体的には言えないのですが変わらないといけない年だと思っております。相対する方々をあざむかず、いつわらず信頼される“わのわ”であること。良きものを皆様にきちっと伝えることができる“わのわ”であること。

 具体的には皆様と作り人の距離をぐ~っと近づけるお手伝いをしたいと思います。

そしてもっと

きものを着る機会を多くつくって行きたいと思っております。皆様も“わのわ”が出来る出来ないは関係なくご意見をお寄せ下さいませ。

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