わのわ展を行って来ました。
15日に出発して午後に会場の準備をし、18時30分からの浅草公会堂で行われた「いわさきちひろ」生誕100年の前進座公演「ちひろ」を、きもの姿6名で見て来ました。
会場では昨年、和樂の会に来て頂いた松浦海之介さんが客席案内係をしており「遠方よりありがとうございます」と声を掛けて頂き、舞台では同じく来て頂いた中嶋宏太郎さんや今年5月に国立劇場で行われた“人間万事金世中”の時に開演前に舞台裏を案内して頂き、その後舞台で熱演した新村宗二郎、その舞台のイヤホンガイドの語りをやっていた黒川内雅子さんらの演技を見せて頂きました。
新村さん・黒川内さんは5月の時の舞台終了後、コーヒーを飲みながらお話をお聞きしたので、つい贔屓になってしまいます。舞台は1950年(昭和25年)ころの設定で、私が生まれるちょっと前の現代劇です。前進座の公演は縁あって10公演近く見せて頂いておりますが、時代劇から明治初めくらいまでの内容で現代劇は今回が初めてでした。かつらも無く顔の塗りも無く、衣装は時代を感じますが懐かしい程度で言葉も普通、舞台の距離感も近いので顔見知りの役者さんがすぐに分かり、ますます近くに感じることができました。そして公演後、出演者全員がロビーに並んで見送りをしてくれ、3人からはお礼の言葉も掛けて頂きました。タイミングが良かったので来て良かったと思いました。
この「ちひろ」公演、12月13日(木)長岡市立劇場大ホールで一日だけ行われます。ご都合のつく方は是非見に行ってあげて下さい。
わのわ展最終日、月之さんのスタッフとちょっと早い忘年会をやりました。会場は伺う度に気になっていた深川サロンのあるビルの一階の焼肉店。深川サロンはその4階にあり、1階の焼肉店がビルのオーナーと聞いていたのですが、月之さんから美味しいともまずいとも聞いたことが無く、近くの何軒かの店には美味しいから行こうと声を掛けられていたのですが、この店だけは何も言いませんでした。今回ここだからと言われ、一番近くに在りながら4年目にして初めて入る店。
月之さんに「私たち初めてだね」と言うと、味は最高だけど、年に一回か二回しか入れない高いところとの返事。食べる前から懐が心配になって不安な気分でイザ入店。店内は予約してあったので席はあったのですが、ほぼ満席状態。スタッフの梅根さんが代表で注文を開始、頼む量か多い!一度にそんなに頼むのと尋ねると、出て来るスピードが遅いからまとめて頼まないと口が暇になっちゃうとの事。参加者は6人、乾杯をし、しばらくすると続々と肉がテーブル。多くない?と思っている間もなくどんどん皆の口の中へ。
「旨い!」と感激しながら美味しく頂きました。話も弾み楽しく食べて飲んで、これならしょうがないと納得した忘年会でした。
今年最後の東京は、見て、食べて、飲んでの締めくくりでした。肝心のわのわ展はちょっと寂しい結果に終わりましたが、「ちひろ」公演と忘年会は楽しかったです。
さて次はわのわ本店での忘年会。
皆さ~ん、計画しますので多くの方のご参加をお待ちしております。
一年間お読みいただき感謝申し上げます。