20181101

今、2か月綴りのカレンダーをめくると残り1枚となってしまいました。

時の過ぎるのは早いもので、今月・来月で今年も終り、平成最後の年の締めくくりが近づいて来ました。そして私にとって来年は生まれて3つ目の新しい年号を迎えることとなります。年を取ると体の動きは鈍って来るのに、時間の進みは早く感じてきます。これが老いなのでしょうか?

 テレビか何かで言っていましたが、一日の中で初めての体験、経験や感動が多いほど時間の流れはゆっくり感じ、一日・一週間・一か月・一年が長く思えるんだそうです。したがって若い人ほど多くの新しい体験・経験や感動をするので、時の流れをゆるく感じ、老いるほどそれが少ないので立ち止まることがなくなるから、時の流れを速く感じるのだそうです。

と いうことは、私たちももっともっと新しい体験、新しい経験、新しい感動を多く受けることによって若い頃のように一日が充実し、満足に満ち溢れた日々を過ごせるのではないでしょうか?

 平成最後の年ということでちょっと早いのですが、自分なりに振り返ってみます。

 平成を迎えた時は、大正生まれの父と昭和生まれの母・私たち夫婦と長男の5人、その後平成生まれの娘が加わり、しばらく6人家族でした。平成13年に父が亡くなり、5人となり、続いて長男・娘と大学、就職と一人また一人と家族が家から離れ、そして昨年母が施設に入り、私たちは還暦を過ぎ、核家族があたりまえの時代の今、世間並みに2人暮らしの生活をしています。振り返ってみると「まっ、普通ですね。」

 普通でないのが世の中です。私の思うスピードよりはるかに速いスピードで世の中動いています。自動車は、マニュアルからオートマ、そして自動運転へ。以前問屋業が中心だったころ、山形・秋田と出張が多く、その頃はボタン一つで目的地に着けたらなァと思っていました。それが再来年のオリンピックの年には自動運転が実現しそうです。平成初め、携帯電話は契約書や公の書類には電話として認められず電話は固定電話があたりまえ。今は携帯電話どころか、スマートフォンの時代。

今、愛用しているものはガラケーと言われ骨董品になりつつあります。変化の速度は昭和が特急列車のスピードなら平成が新幹線、次の年号ではリニアモーターカー級かな?
 
 仕事面でも大きな変化がありました。地方卸売業から小売業への転換です。昭和の終わりに長男が生まれ、子供の為に今まで以上に頑張って仕事をするぞっと意気込んでいた矢先に父が病に倒れ、大きな戦力を失い、急きょ代表者になったものの、業績はどんどん右肩下がり。そして父との最後の相談は地方卸から小売業への転換でした。父も時代の流れを察してか何も言わず了承してくれました。以前も書きましたが、店舗は父が亡くなってから二か月後のオープンで、見せられなかったのが悔やまれます。

 そして年号が変わる今、変化はリニアモーターカー級のスピードに加速するでしょう。

どうするの“わのわ”です。じゃなく、どうなるの“わのわ”かな?もう少し“わのわ”をやって行こうと思います。“わのわ”に付いてこい!ではなく、あなたに“わのわ”が寄り添って行きます。

今後もあなたに必要な“わのわ”であることを目指していきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

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