昨年12月18日から19日にかけての強い寒波が柏崎を直撃しました。この寒波で一躍柏崎が日本中の注目を浴びました。私たちも19日・20日と店には行くことも出来ず、家に籠っておりました。久々に自然の脅威を感じました。
お客様の中には長時間の停電で大変な思いをされた方もいらっしゃいます。あの時は、今年の冬はどうなるだろうかと思いましたが、その後は天候も落ち着き、穏やかな正月を迎えることが出来ました。思ったことがあります。柏崎には風が必要だということ。きっとあの時にいつも通りの風が吹いていたら、あんな大雪にはならなかったのではないかと思います。やっぱり柏崎は風の街が似合うのかもしれません。
まったく話は変わって、私60代最後の年が今年です。10年前多くの親戚が集まり私の還暦の宴を設けてもらいました。あの時は祝って頂ける感謝と60年代はどんな出来事があるのだろうかという期待と不安が入り乱れていたような気がします。多くの仲間は定年退職を迎えました。自分はどうしよう?自分はいつまで生きられるだろうか?わのわはどうなるだろうか?孫はいつになったら会えるだろうか?など考えていたような気がします。あれから10年私は生きています。わのわは今も営んでます。孫にはまだ会っていません。
あっという間の10年でした。振り返って一番感じた事は、65歳になった時です。高齢者という、別の呼び名が着きました。世の中65歳以上は高齢者なのです。気持ちはまだまだと思っていても世間から見たら高齢者です。反省しています。私もちょっと前まで65歳と聞くとその人は年寄りと思ってしまっていた自分に反省しています。自分がそうなると寂しい気持ちになりました。高齢者と聞き慣れ、言われ慣れると気にも留めなくなるのと、体力の衰えや記憶力の衰えを感じることが多くなり、高齢者と自覚し始めて来ている自分がいます。あと5年もすると後期高齢者という呼び名を頂きます。どんな気持ちになるのかな?
私は今も働いています。まわりが働くことを認めてくれています。働くことは体を動かします。体を動かすといろんな人たちにお会いします。そこから多くの刺激や感動、エネルギーを頂き、この年でも少しは成長しているような気がします。今年は60代最後の締めくくりとしてもっと多くの人と出会い多くの刺激と感動・エネルギーを頂き、次のステップの為蓄えたいと思います。もう少し、わのわは頑張ります。皆様、もうしばらくお付合いと応援を宜しくお願い致します。
本年が、皆様にとってもわのわにとっても良き年になりますように祈っております。