今年4月に有限会社北越は創業55周年を迎え、わのわがフォンジェ・ストリート棟に出店して20年目という節目の年を迎えます。
私が1978年に入社した時は、呉服業界の総売上は1兆5千億~8千億と言われておりましたが、2020年には3,500億円まで落ち込んでしまいました。半世紀の期間にこんなに落ち込むとは誰もが思ってもいなかったと思います。こんな中、良く生きてこれたものだと思います。生き残れたのは全て、皆様のお力添えのお陰であると心より感謝と御礼を申し上げます。
振り返ってみますと、入社して20年間くらいは父の元で卸業に専念しておりましたが、地方の小さな卸問屋、生き残りは難しいと小売業に転換し、わのわを立上げ、フォンジェ・ストリート棟に出店を致しました。大きな組織でない私たちが生き長らえてこれたのは、卸の時も今もその時々に出会えた人たちが、私たちを見守り、盛り上げてくださり、その?がりが私たちを良き方向に導いて下さり、今日があります。これからも皆様との?がりを大切にしていきたいと思っております。
今後は先のことはあまり考えず、目の前の一年をどのように充実させ、皆様との?がりを深め、楽しい日々を過ごせるようにと考え、努力して参りたいと思います。4月からは正式に、有限会社北越55年目、わのわ出店20年目の節目の年になります。いろいろな催しものを検討中です。どうぞお楽しみに。
本年もご愛顧のほど宜しくお願い致します。