昨年同様花火大会に来る予定が早々の中止、今回の夏休みの予定も中止、全て新型コロナのせいです。月之さんが八色スイカを買って帰るのを楽しみにしていたので、せめて送ってあげようと、この一日を使い小出まで行って来た時の話です。
普段は魚沼市の農協の販売所で買って帰るのですが、時間があったので道沿いにある生産者直売所を見て回ることにしました。この季節になると道沿いに何軒ものスイカ直売ののぼりを立てたにわか作りの直売所が点々と左右に出ています。何処に寄ろうか悩みながらゆっくり車を走らせていると、のぼりだけが道端に立っていて、脇道に入ったところに立派な農作業小屋のある一角に売り場が見えました。
ゆっくり車で前を通ると一人の女性が作業をしていてバッタリ目が合ってしまい、にっこりと笑顔を返されました。通り過ぎようとしていたのですが一瞬でここだと思い、バックして駐車場へ。
そこで八色スイカを求め、昼だったのでその女性にこの辺で食事できるところありますか?と尋ねると少し行ったところに“バッファロー”という焼肉屋さんがあり、そこの“マジ丼”おいしいよと教えて頂き、お腹も空いていたので教えの通り迷わず直行しました。時間はすでに正午一時間近く回った頃にもかかわらず駐車場にはけっこうな車の数。入ってみると「只今満席で、ご予約するか、お待ちいただくか」と言われ、普段の私なら「じゃ~、他当たります」と返すのですが「予約します」と返事。すると店員さん「ラストオーダーが1時30分ですのでそれまでにお戻りください」と言われ、近くを散策に。来る道中ラジオで魚沼醸造からの中継をやっていて甘酒が話題になっていたので、そこで時間を調整することにしました。
魚沼醸造を出たときにバッファローから席が空いたとの連絡。早速戻り、かみさんはマジ丼、私は極上とっても贅沢ランチを注文。いい雰囲気のお店で店の人の対応も良いなァ~と話していると料理が運ばれてきました。かみさんが一口食べ、私が肉を焼き始めたとき、お店の人が「お客様、柏崎のわのわさんですか?」と尋ねられ二人顔を合わせ「はい」と答えると入り口にお客様が来ておられますとのこと、かみさんが不思議そうに会いに行き、すぐに戻って来て、先ほどスイカを買った時の女性が代金を多く頂き過ぎたのでお返しに伺ったとのこと。ビックリでした。
何でここにと思ったのですが、そもそもここは彼女の紹介、一か八か来たそうです。そしてお詫びにとすごく立派な八色シイタケを持って来てくれました。
本当に今日は運の良い一日でした。あの時素直にバッファローに行っていなければ、満席で他の店に行っていたなら・・・。
帰ってシイタケとスイカをおいしく頂きました。