20170601

5月は東京・立川と札幌へ卸しの仕事で出張に行って来ました。立川は今年で7年目です。札幌は仕事では初めてでした。

仕事で楽しみといえば夜の自由時間。私は食べるにしても飲むにしても地元のお店を探して入るのが好きです。7年目の立川は、行き慣れた店もでき「去年も今頃来ましたよね?」と声を掛けてくれる店もできました。そうなると帰りに「来年も来るね。」と言って店を出ます。些細ですが、気持ちは楽しくなります。

 初めての札幌・北海道一の繁華街すすきのです。ホテルから一歩出て、さて何処に行こうかと周りを見ますと、先週行った立川の繁華街のスケールを大きくしたような感覚になりました。なんだろうと周りをぐるりとみると全国チーン店の看板が立ち並んでいます。この風景、今は大きな街に行くと看板の数の少なさ多さは別として同じです。私の脇を通り過ぎたカップルが「よかったね。全国チェーンの○○があって、安心したよ。」そして彼女が「味も同じだし、美味しかったね。」おいおい本当にそれでいいの?せっかく札幌・すすきのまで来て、どこでも食べられる同じ味の全国チェーンの店でいいのか?

 今は、どこに行ってもコンビニがあり、どこに行っても全国チェーンの衣料品店・電気店・飲食店・医薬品店などがあります。駅前・国道沿いは見慣れた看板ばかりです。柏崎に来た人が○○店はここに無いんだとガッカリする人もいるくらいです。私もこれらの店にお世話になることは多々あります。これは、全国どこに行っても多少は違っても品ぞろえ・受け答えの対応・レジまでそして飲食店はメニューまでいっしょで安心といえば安心ですが、余所に来たという気分にはなれません。どこに行っても同じだから安心するか、訪れた場所の雰囲気がなくてがっかりするか、皆さんはどう感じますか?

 私は、すすきの0番地で地元の居酒屋で手料理と地酒と地元のお客さんと楽しい一時を過ごしてきました。

 わのわでは、ここ数年振袖をお求めになるお客様がお越し頂いておりません。堂々と言うことではなく、恥ずかしいことです。この間、私と同年の問屋勤めの女性が久しぶりにお店の手伝いに出張に行った時の話しです。

 親子連れの振袖購入希望のお客様が来店されて接客にあたったのですが、お客様の前で何を言ったらよいか分からなくなったそうです。今の振袖は大半がインクジェットのプリント。故に、生地の良し悪しは無く値ごろ品を使い、染はプリントですから手描きとも言えず型染めとも言えず正直にプリントとも言えず、「写真映りはいいですよ。」と言うのだそうです。よって商品の説明は一切なしで、着装をしてお似合いなもの・お好きなものを選んでいただいて、一式仕立上げてこの金額、着付けを付けるとこの金額、写真を付けるとこの金額、などと金銭の相談だけの販売だそうです。

今は商品の説明が要らないから誰でも販売できるよ、との事でした。すでに黒・色留袖 訪問着などもプリントが増えているそうです。同じことになっていくのかな?本物はどうなるのでしょうか?

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