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米沢織展 – 2025年03月08日(土) – 03月09日(日)開催

■米沢織物とは
米沢織物は、山形県米沢市を中心に生産される伝統的な絹織物です。この地域は、国内最北の織物産地として知られ、200年以上の歴史を持っています。米沢織物は、染色から製織までを一貫して行う体制が整っており、絹、綿、化学繊維など多様な素材を使用して織られています。

■歴史
米沢織物の起源は、江戸時代に遡ります。特に、安永5年(1776年)に越後から織師が呼ばれ、織り方が伝えられたことが始まりとされています。米沢藩主の上杉鷹山が藩の財政を立て直すために、殖産振興を奨励したことも米沢織物の発展に寄与しました。このように、歴史的背景が豊かな米沢織物は、地域の文化と密接に結びついています。

■特徴
米沢織物の主な特徴は、多品種少量生産の体制です。これにより、個々の製品が高い品質を保ちながら、独自のデザインや色合いを持つことが可能です。また、米沢織物は、特に婦人服地の分野で技術開発が進んでおり、イタリアのコモに匹敵する世界一の織技術を誇っています。さらに、若い世代の作り手が伝統を引き継ぎながら新しいスタイルを生み出している点も、米沢織物の魅力の一つです。
このように、米沢織物は歴史的な背景と独自の技術を持ち、現代においても多くの人々に愛され続けています。

■開催日時
2025年03月08日(土)~09日(日)10:30 – 17:00

■開催場所
小千谷縮専門店 わのわ

■詳細は
開催期間中は、わのわ店内にて展示販売を行います。詳しくは、わのわまでお越し頂くか、電話:0257-20-0077・携帯:090-2200-8597(小林)までご連絡下さい。

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